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フレキシブル基板の御紹介 2014年12月10日
早速ですが、基板に関する記事を見つけましたのでご紹介致します。
【東大阪】大江(大阪府門真市、大江政二社長、072・881・8721)は、放熱性がよく一枚物で長尺のフレキシブルプリント基板(FPC)を開発した(写真)。一般的に一枚物のFPCは長さ方向で500ミリメートル程度が上限とされているが、同社はほぼ無制限に長くとれる製法を考案した。放熱性の黒鉛シートを熱伝導性のよい接着剤を使って張り合わせることで過熱も防ぐ。LEDを実装して照明などで需要開拓する。
幅22ミリ×920ミリメートルのFPCに約20個のLEDを実装したサンプル品を製作した。長さ方向は自由で、幅方向の製造可能サイズは12ミリ―200ミリメートル。複数のFPCをロウ付けなどでつないで使うより、長尺の一枚物は耐久性などで優れるという。FPC単体ではなく、LEDなどを実装して製品メーカーに納めるビジネスを狙う。
2015年3月までに生産体制を整え、長尺FPC生産のコストは一般的なFPCと同程度に抑える。
大江、一枚物で長さ無制限のフレキシブルプリント基板開発-LED実装見込む(日刊工業新聞)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320141106bfaf.html
記事の内容はフレキシブル基板の事が書かれております。
フレキシブル基板とは、柔軟性に優れた少し特殊な基板になっております。
この記事でも書かれていますが、フレキシブル基板の長さは一般的に約500ミリが上限とされています。その理由は、フレキシブル基板を製作する際に使用する土台の材料が500ミリの物が支流となっており、それ以上の物が存在しないからです。
この技術のようにフレキシブル基板の長さが無制限になれば、これまでのサイズの制限を超えてその特性を活かすことができるので、多くの技術に活用されていくと思われます。
基板屋NEXTでも様々のフレキシブル基板の御相談を受け賜っておりますので、
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